ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20191116

秋の遠足の想い出 (その2)

11/3。

遠足の続きでさらに山奥へ。行先は私の20年来の隠れ家「ガオさんの元キャンプ場」です。(去年閉鎖になってガオさんが死にかけた経緯はこちら)

キャンプ場は閉鎖になったものの、現在はガオさんと有志の手によって「会員制の山小屋」が細々と運営されており、引き続き遊びにいける状態が維持されるようになっています(感謝!)。しかし、すぐ隣にある以前キャンプ場だった敷地のほうは、今年ひと夏放置されて見る影もなく荒れ果てており、今までガオさんがどれだけ労力をかけて手入れしていたかが却って生々しく浮き彫りになっているのでした。

誰も幸せにならなかった、けど

脱力するような話も聞きました。どうも、ガオさんに土地の返却を求めた相続人(都市在住)は、ガオさんによって維持されてきた「人を惹きつける経済効果のある美しい土地」をひと目見て、欲に目が眩んだだけだったらしい。で、いざ望み通りにそれが手に入ったものの、本人が山奥まで通ってが手入れするわけじゃなし→たったひと夏で雑草が生い茂り、見る影もなく荒れ果てている様子を見た途端に、あれほど執着してた土地への興味を失い、どうでもよくなったようです。なんだそれ。。。

私「誰かが手入れしなければ土地は荒れる…そんな当たり前の事を、キャンプ場ひとつ潰さないと分からなかったんですね」

仲間「地元の人達も惜しんでるよ。訪れる人が激減して寂しくなったと。以前はガオさんのお客さん達が地元にお金を落としてくれてたけど、それもなくなったしね。」

私「ガオさんも死ぬとこだったし、誰も幸せになりませんでしたね。」

仲間「本当だね。でもこうして小さな有志の集まりが残った。僕らはこれを宝として大切にしていきたいね。」

というわけで、キャンプ場の強制閉鎖という経緯だけみると残念だったわけだけれども、マナーをわきまえた親しい仲間だけで集えるようになった現状はそんなに悪くない。。。というかむしろ、前より居心地良くなったこともいっぱいあるような、不思議な状況です。

大手術で一命をとりとめたガオさんも、今では薬を飲みながら毎日元気に大工仕事をしています。新しい山小屋には新兵器「薪ストーブ」も設置され、氷点下の夜もハワイのような暖かさで過ごせるようになりました。これも以前にはなかった革命的な出来事でした。(^^)

大らかな性格のガオさんは、これまで土地の貸し借りに関することも、地元のじいさまばあさまと口約束で済ませていたところがあったようです。でも、いまのメンバーには大企業で管理職をしているような凄腕シニアが大勢いるので「今後はきっちり書面で合意を交わし、永続性のある形にしていく」との事。会員制という形になってから、なんだか皆で力をあわせていく感が頼もしいです。

*****

雪がふる直前でけっこう寒い時期だったけど、紅葉と薪ストーブに魅せられて4日ほどプチ沈没してました。でもめっちゃ冷える生活だった割には、慢性的な不調がいろいろ治ったりして(温泉のおかげ?)、やっぱり都会っ子なのでアウトドアで癒されるみたい。

ガオさん含め、ここに集っている私やみんなにとっても、今回の一連の出来事はひとつのレッスンだったのでしょう。そして、死ぬほどの目に遭ってもへこたれず、いつも笑顔で前向きなガオさんを見ていると、こっちも自然と、誰かを非難したりする気分にはならないのです。(内心は大きな葛藤があったことと察しますが…)

きっとあの相続人さんはちょっと選択を間違えちゃったのかも知れない。でも誰もそのことに執着せず、腹を立てることもなければ、みんながその事から学ぶことができます。赦しは、コース学習者だけの専売特許じゃなくて、誰にでも自然に備わっている選択の力なんだろうな、という思いを抱きつつ帰路についたのでした。

おちまい。

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