ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20191112

秋の遠足の想い出 (その1)

11/1。

先日家族旅行で走ってきたばっかですが、今度は一人旅で秋の遠足に行ってきました。まず、いつもお世話になっているテディさんと久々に再会です。お時間割いていただきありがとうございました!

ピンポイントで心に残るお話があったのでメモします:

ひとコマに凝縮されているもの

今回、Alex漫画「この宇宙は夢なんだ」p12の何気ないひとコマを見せて貰ったのが印象的でした。私は当然のごとく読み飛ばしてた箇所ですが、コースの理解にとても役立つお話だったので、できる範囲で思い出してみます。(英語版キャプチャですんません、日本語版の紙本p12です)

この宇宙は夢なんだ p12

この図の意味はAlex漫画に詳しいですが、中央の目玉が「意識」で、それが見ている黒いピラミッド型が「知覚」の世界。左側の陰陽マークが「二元性(自我)」、右側の放射マークが「一体性(神)」を表しています。

コースによれば、左の二元性と右の一体性は相互に排他的な関係にあります。Alex漫画の日本語版でTIPPING POINTが「転換点」と訳されている通り、ピラミッドの左か右か、どちらかしか選べない状態です。で、学習の初期の段階(=梯子の一番下)では、当然ながらほぼ常時自我(左側)を選択している状態なので、平安(右側)の体験など望むべくもありません。従って、この段階で現実的にできることは「知的な概念としての平安を心に思い描くこと」まで、となります。

だからこそ、自分の中にはどんな時も「決して揺らぐことのない平安が存在する(=右側のマーク)」という事について、力づくで良いから思いを馳せること。初学者はひたすらそれの繰り返し。。。というのが一番印象に残りました。

脳みそ全開で何らかの概念を思い描くという事であれば、自我を選択している状態からでも可能だし、最初はそれで構わないんだ、という事を思い出させてくれるすごい絵だったんですね。これ描いたAlexもすごいけど、テディさんの目の付け所がすごい。

裁かずに見るということ

あともうひとつは「裁かずに見る」という話。いま自分が見ているものの「目的」は何か?と問うとき、それが分離を強化するものだったらそれは自我だし、大抵は自我を選んでいるはずだと。

このことに関連して「赦しのカリキュラム」の質問19で博士が端的に述べていると教わりました。ワタクシこれまた絶賛読み飛ばして記憶に残ってなかった箇所ですが、引用してみます:

『奇跡講座』の中でイエスは、さらに具体的に、自分の自我を裁くことなく直視するようにと、彼の生徒たちに命じています。まさにこれが、心にアクセスする方法なのです。もし彼らが、イエスの愛を傍らにして、自分の自我が活動している様を、裁く気持ちや罪悪感を持たずに見ることができるとしたら、そのとき、そのように見ている主体は誰なのでしょうか?自我ではあり得ません。それは、肉体の中には存在していない心 — より正確には、私たちの心の中の<決断の主体> — であり、したがって、自我ではありません。(赦しのカリキュラム p80より)

その時自我を選んでいたからといって、そのことを「裁かないで見る」(=決断の主体に戻る)ことが大事だというのは、ぶっちゃけ耳タコかも知れません。でも実際やってみると、動揺のさなかに自分の心を裁かずに見ることからして難しい。。。

そこで再びAlexの絵を思い浮かべれば、自分が平安を選択できていないことを咎める必要がないと、少なくとも理屈の上で理解できる気がします。(だって自分は絶賛自我選択中なんだから、排他の論理から言って、平安を体験できないのは当たり前なんだと思える→赦せない自分を責める必要がなくなる)。

それよりむしろ、自分が自我を選んでいる事にただ気づくこと。それって聖霊を選ぶとか以前の話ですが、梯子の一番下では避けて通れない段階なのでしょう。

変な夢をみた

。。。とごちゃごちゃ書いたら長くなりましたが、実際にはカフェでちらっと聞いた話でメモもとってません。しかも私の解釈なので間違ってたらマジごめんなさいですが、記憶をまとめるとこんな感じ:

「揺るぎない平安に思いを馳せる。そして裁かずに自我を見つめる。学習者が常にすべきことは、結局のところたったこれだけ。非常にシンプル。しかし決して簡単ではない。だからこそ繰り返し練習する必要がある」

さて、テディさんにさよならを言って眠りについたその日の晩のこと、その話がよっぽど心に残っていたのか、こんな夢をみました。

夢の中でどういうわけか私はひどく動揺しており不快な気分でした。その時「そうだ、揺るぎない平安に力づくで思いを馳せるんだった」と思い出し、うりゃーーー!とやってみたところ、魔法のようにスーッと動揺が消え去った。。。という幼稚園児向けのチュートリアルみたいな内容でした。そして夢の中で「なーんだ、いつもこうすりゃいいんじゃん」と思ったとこまでは覚えてるんですが、

目覚めてから↓

「そんな簡単に行くわけねーし。。。orz」

見事にオチがついたところで、おいらの旅は続きます。。。 

出典:この宇宙は夢なんだ (中央アート出版社) / 赦しのカリキュラム (中央アート出版社)

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