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奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20210425(x2)

読書会 JTT-20章(1) 調整としての罪

4/22。

元々は3月ごろに読みはじめていたJTT20章ですが、もろもろ重なってペースが落ちておりました。あまりにもチビチビと読んでいたので、20章って何書いてあったっけ。。。(´д`;) 状態ですが、いくつか印象に残ったところはあるのでメモしておきたいと思います。

教材:Journey through the Text of A Course in Miracles (現在地:Vol.3)
※電子本のePub→Kindleに変換のうえ、Kindle版のNo.と紙本のページを併記してます。

Chapter 20 — The Vision of Holiness (1)

20章は他の章とくらべて軽やかで幸せな雰囲気だと博士が仰ってるとおり、セクションの題名も「百合の花の贈り物(T-20.II)」とか「永遠の前触れ(T-20.V)」とか「聖霊の神殿(T-20.VI)」みたいにキラキラ輝いてる感じがします。ただ、その中でひとつだけドーンと悩ましい題名なのがこれ↓

調整としての罪

この「調整としての罪(T-20.III)」というセクションですが、これは個人的にテキストでちょっと難解だった箇所です。ちなみに原文タイトルは “Sin as an Adjustment” ですから、まんまですね。いずれにしても、このタイトルだけを見てすんなりイメージが湧くかというと微妙だなぁ、と。。。

しかも冒頭からして、
「罪への信念とは一つの調整である。そして調整とは変更である。すなわち、知覚の変化であり、以前の状態が異なるものに変えられたという信念である。(T-20.III.1:1-2)」

。。。という感じで唐突に始まるので、「え!いきなり調整って出てきたけど何??」ってなってました。実際には調整という言葉はこれが初出ではないんですが、こんなに大量に出現するのは20章がはじめてです。実際にはT-20.IIIのセクションをよく読めば「調整」という言葉のニュアンスは何となく掴めるような気もするんですが、私の読解力だと何となく決め手に欠けるというか。モヤ〜ンとした感じ。

No.20787/p112 (III.1:1-3) “What was so before” is our oneness, and the Atonement thought that tells us such a change not only did not happen but could not have happened. The sin-laden defenses upholding this adjustment against reality are the series of…

しかしJTT本の解説から分かってきたのは、この「調整」という言葉は、この世的な文脈で捉えると訳わかめなんだけど、真理の側から捉えれば辻褄が合う、ということでした。
上記(T-20.III.1:1-2)にある「以前の状態」というのは一体性のことで、その一体性であるものをわざわざ分離した異なるものとして知覚するために、絶え間ない “調整” が必要となっている、というニュアンスでしょうか。(聖霊から見たらそのように見えるのかも)

ちなみに博士はここで「実相に対する防衛としての調整」という表現をされています。我々はそのように “調整” された世界に肉体として生きており、その肉体も分離の罪を実在させるために常に “調整” し続ける必要がある、という説明もありました。といっても、私としてはそんなややこしい事をしている自覚ゼロなので、日常的な感覚では分からないですけどね…。
でも「分離は起こらなかった」という贖罪(Atonement)の観点からみると、我々がこの世で戦々恐々しながら生きていること自体がものすごい無理ゲーであるゆえに “調整” し続けないとゲームが成り立たない、という話なんでしょうね。

そんなふうに「調整」を「真理に対する防衛」と読み替えていくと、いままで謎だったT-20.IIIの言葉づかいがなんとなく腑に落ちるように思われたのでした。なんとなくですけど。
そして、この調整には絶え間ない努力が必要である、というニュアンスでちょっと思い出したのがあります。今回のT-20.IIIとは全然関係ないんですけど、博士がExcerpt Seriesでチラッと触れていた「嘘の隠蔽」に関する話です:

Special Relationships Part 4より:
To tell the truth is very easy: you just tell the truth. Once you tell a lie, as every president knows, you have to expend tremendous energy to cover it up….
真実を告げるのは簡単なことです:ただ真実を伝えれば良いのだから。しかし、歴代の大統領が知っているとおり、ひとたび嘘をつくと、とてつもないエネルギーを注いで嘘を隠し通さなければなりません。
最初から真実を告げれば、それで全て終わり、以上終了です。なにもひどいことは起こりません。ひどいことが起こるのは、隠蔽しようとするからです。ニクソンがそうだったように、クリントンがそうだったように(※)。しかし、それが私たちの全人生が嘘の上塗りである理由なのです。それはすべて、嘘をつき続けるための試みです。それには途方も無い創意工夫と努力が必要です。
もし私たちが日常生活を続ける上でずっと嘘をつき続けなければならないとしたら、どんな事をする必要があるか想像してみてください。とんでもない事でしょう。でもみんながこれをしなければならないのです。私たちが原初にしたことの結論がこれです。私たちは嘘を発明し、それを世界というかたちで隠蔽したのです。
※注:ニクソン大統領はウォーターゲート事件で失脚、クリントン大統領はスキャンダル偽証で弾劾。

いやー、「罪への信念は一つの調整である(T-20.III.1:1)」って言われてピンと来ない私でも、「嘘を隠し通すためには途方も無い頑張りが必要だよね」って言われれば、「わかる〜!!嘘の上塗りって神経すり減るし超大変だよね〜(゚∀゚)」と、いろいろとロクでもない記憶が思い出されるのでした。

ちなみに、この嘘の隠蔽についてのたとえ話は、今回のテキスト20章とは全然関係ないので、今回出てきた「調整」という言葉についての説明ではありません(そこは誤解なきよう…!)。
でも、両者に共通点があるとすれば、どちらも「真理に対抗して無理を押し通すためには途方も無い努力が必要」という点でしょうか。この無理ゲーを頑張る大変さの感覚が、今回ちょっと難しかった「調整」をイメージするときのヒントになったというか。

そして、もしこの隠蔽のたとえ話が「調整」のとんでもなさの一例だとすると、「調整としての罪(T-20.III)」という不可解だったタイトルも、むしろ直球だったんだなぁと思われてくるのでした。

*****

JTT本20章では他にも「調整」に関してもうちょっと突っ込んだ解説もありましたが、あれこれ引き合いに出すと長くなりそうなので、今回はイメージ的な部分だけ。。。
20章では他にも、短いながらもインパクトのある箇所がいくつかあったので、それもメモしていこうと思います。

というわけで、次回 Chapter 20 (その2)に続きます!

コメント

  1. ”一体性であるものをわざわざ分離した異なるものとして知覚するために、絶え間ない “調整” が必要となっている”

    考えることをやめることができないということにこれがあるのだなと思いました。
    なんかを考えて ああしなくては こうしなくてはと思って 騒いでいるときは、たしかに”俺っ!”というものをぎゅーっと握っていることなのだなと つくづく思います。

    坐禅しているとき、それはそういうもんだな とわかっているときがあって
    かといって 日常の生活では、おおさわぎして 生きています。

    マザーテレサがたしか 来日したとき、忙しいスケジュールのなかでも黙想の時間だけは
    どうしても必要だと言ったと何かで読んだことがあります。
    神の前の沈黙する時間がないと、おかしくなってしまうということを
    深くわかっているからなのだと思います。再調整ていうか。調整をやめるというか。

    • 私も考え事でわーっとなることばっかりです。しかも忙しいと思ってる時ほど、次々に忙しいことが降り注いできて、瞑想することなんか忘れちゃうという…。どんな時も黙想を欠かさないマザーテレサ、さすがですね!
      想念は何らかの形で外界に投影されるっていうけど、我々はそうやって知らずのうちに幻想を調整し続けてるのかも知れませんね。たまには坐ってみることにします🧘‍♀️

  2. 「嘘の隠蔽」という言葉が、今めちゃめちゃ刺さります。
    今朝、ちょうどそれについての炙り出しをしていたところで、ギョエエエとなっていました。。。
    手放した方が楽なのはわかる。
    でもすごい労力で嘘で塗り固めた世界を作っているから、そんなことをしたらバレてしまう、怖すぎる、というものすごい葛藤があります。

    とべさんいつもありがとうございます

    あ。いま、サイトを改装していて、リンクページを作りました。
    とべさんのサイト、リンクさせていただきます~!よろしくです(^^)/

    • うおー、ほんとだ!ももこさんブログが改装中になってる!
      リンク感謝です✨ パワーアップ再開を楽しみにしてます☺️
      「嘘の隠蔽」に関しては、まさにももこさんが仰ってる通りのことだと感じます。世界のように見えるものを作ってまで…ってすごいスケールの嘘ですよね。罪悪感を隠すのにどんだけ気合い入れてるか、垣間見させてもらった気がします。

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