ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20190909(x3)

FACIM読書会 8月 JTT Ch.2 (その1)

8/31。

月イチのFACIM読書会のメンバーとは、いつもいろんな話をしすぎて何話したか結局忘れるトベです。でも「なんかえらい面白かったから、また皆に会えるようにJourney本頑張ろう」ってなります。目的と手段が逆転してる感じがするけど、細かいことは気にしない気にしない。。。

今月は、Chapter2の要約をシェアしてきました。今回ちょっと量が多くて9000字近くになったので3分割します。

教材:Journey through the Text of A Course in Miracles (現在地:Vol.1)
※電子本のePub→Kindleに変換のうえ、Kindle版のNo.と紙本のページを併記してます。

★Chapter 2 The Separation and the Atonement (p43〜)

No.1635/p44 The ego then says to the Son: “We can escape God’s…
・自我は「神の憤怒から逃れるために心を離れて世界に隠れよう」と神の子に告げる。その結果、私たちは自分を心ではなく身体として経験するが、身体とは神から分離したという想念に他ならない。
・身体は、間違った心(罪、罪悪、恐れ)によって支配される世界にかたちをとるため、心が抱えるのと同じ問題に直面することになる。
・実際、世界とは自我が私たちが心から離れたままにしておくための戦略であり、その中では私たちは自分が身体だと思い、世界の問題に関心を奪われる事になる。

No.1646/p44 Since the problems seem to exist on the bodily level…
・さまざまな問題が身体のレベルで現れているように見える以上、解決も身体と同じレベルでなされることになる。コースではこうした偽の解決策を魔術と呼んでいる。

No.1653/p44 Finally, it becomes clear to us that since nothing here…
・いつか最終的に、この世界では何も上手くいかないことが明確になった時、私たちは「別の道」があるはずだという結論に辿り着く。それが何かは分からなくても、心の中に施錠された扉が開くための準備ができる。レッスン121に「赦しが幸せへの鍵である」とあるように、赦しこそがその扉を開く鍵である。

No.1673/p45 It is evident as we read A Course in Miracles that is is written…
・コースが人類用に書かれた事は確かだが、人類が唯一の神の子というわけではない。一なる子は人類だけでなく形態をもつ全て — 地球だけでなく太陽系、銀河系、宇宙全体をふくむ。
・しかし我々が神の子を断片として見ているので、コースは我々に理解できるようにそのレベルで書かれている。だがイエスは、分割不能な一なる子しかいないことを(概念上で構わないので)我々が認識するように望んでいる。

No.1736/p47 When Jesus says “what actually occurred,” he does not…
・幻想である夢の中では太古に分離が起こったが、夢の外側においてはそれは一度も起こっていない。
・このパラドックスを解決するのは不可能。なぜなら、この矛盾を解こうとするとき私たちはそこに和解させるべき何か — 真実と幻想 —があると宣言することになり、二元性と分離をリアルにしてしまうから。

No.1762/p48 Almost sixty years before these words were written down…
・コースが書かれる60年前、フロイトは「夢判断」において、我々が眠り続けていたいとき、眠りを覚まそうとする外的な刺激を夢の中に取り込んで対処する事を示した(例えば、明かりが灯く、電話が鳴る、膀胱がいっぱいになった時など)。
・このように眠りを守ろうとする機能についてイエスが言及しているのがT-2.I.4:6のくだり。(中略) 従って、我々の恐れとは目覚めに対するものであり、我々を分離の夢から覚ます光に直面したとき、その贖罪の光を夢の中に取り込もうとさえする。

No.1780/p48 Students of A Course in Miracles are unfortunately not…
・コース学習者もこの間違いに陥りやすい。イエスはヘレンに対し「恐れからの解放を求める代わりに、その恐れをもたらした状況(分離を選択したこと)について助けを求めなさい(T-2.VI.4参照)」と言っている。私たちは夢から覚めるよりも、夢の外にある真実の光を夢の中に取り込むことによって、自我を安全に保っていたいのだ。

No.1806/p49 The Holy Spirit does not attack or seek to prove the ego…
・聖霊は自我を攻撃したり、自我の間違いを証明したりしようとはしない。ただ微笑みを浮かべながら「訂正すべき事など何もない。なぜなら、何も起こってはいないのだから。あなたは今でも神と共に我が家にいながら、流刑の夢を見ているだけ(T-10.I.2:1参照)」と言っている。

No.1844/p50 As a way of helping Helen and Bill — clinical psychologists…
・保守的な臨床心理学者であるヘレンとビルを助けるために、イエスは彼らに馴染み深い心理学の理論や用語を用いて(=解釈し直して)伝えた。(中略) その中で最も重要なのは、フロイトが唱えた防衛機制。イエスは自我による防衛の用いられ方について解説している。

No.1859/p50 The goal of this defensive strategy is to have God’s Son…
・自我の防衛戦略の目的は神の子が心を離れること。自分が心ではなく肉体だと思うようにする。そのための動機付けとして、心は危険な場所だから逃亡しなければならないと教える。
・自我の防衛①:神聖ならざる三位一体=罪、罪悪、恐れ。
・自我の防衛②:肉体。=罪悪感を守り、贖罪を選ばせなくする。

No.1872/p51 Freud’s great genius and gift to the world was to explain…
・フロイトの天才的な功績は防衛がどのように働くのかを明らかにしたこと。彼は防衛の究極的の目的(贖罪を遠ざけること)は知らなかったが、その力動は理解していた。それだけでなく、投影という概念をもたらした。この功績がなければ今日のACIMは無かっただろう。

No.1880/p51 However, the ego tries to get us to deny we are guilty…
・自我は私たちの罪悪を否定しようとする。これが抑圧。それは罪という間違いをリアルにした後で、それは自分ではなく他者にあるとする。
・一方、聖霊の否定は何も隠さない。単に自我が真実だと主張する分離を否定するだけ。

No.1894/p51 The ego is a two-edged sword, because the defense it…
・自我は諸刃の剣。その防衛は私たちを一時的に救うように見えるが、結局はその防衛を必要とする問題を存在させてしまう「すべての防衛はそれが防ごうとしているまさにそのことを行う(T-17.IV.7:1)」。
・一方で、贖罪による防衛は、心の中の神の愛の記憶を用いて「真理の否定を否定すること(T-12.II.1:5)」。従って、適切な否定の使い方は、私たちから神の平安を奪う自我の力を否定すること(=贖罪)。

*****

。。。というわけで、Chapter2 (その2)に続きます!

出典:奇跡講座 上巻 テキスト (中央アート出版社) / Journey through the Text of A Course in Miracles (FACIM)

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