JTW課題 レッスン1-60
5/19。
どうせステイホームなので、4月からミシンの練習でもしようと思っていましたが、フタをあけてみたら5月にかけて加速的に忙しくなってしまい、気がついたら主要な自分プロジェクトが全面停止…orz となった顛末(自業自得)を備忘録的に記しておきます。
JTW課題の概要など
じつはご縁がありまして、2月ごろからJACIMフォーラムの加藤先生のJTW課題に参加する機会をいただきました。どういうことか少し説明すると:
JTWというのは Journey through the Workbook of A Course in Miracles (Vol.1〜7) というワプニック博士のワークブック解説書のことです。JACIMフォーラムの講義室では、このJTW本をベースに加藤先生が日本語で分かりやすく講義されています。そのJTW本というのは、我々が密かに電話帳と呼んでいるJTT本全4冊を凌ぐ全7冊(!!)という大長編でして、加藤先生の講義は2019年10月からスタートし、2021年に入ってやっとレッスン1〜50の解説が終わったところなのでした。(なかなかの長期プロジェクトです)
で、今年2月から参加させていただいたJTW課題というのは、レッスン51〜60の「復習 I」および、その復習対象であるレッスン1〜50の考察を行うというものでした。課題そのものは少数の希望者によるクローズドな会だったのですが、ざっくり言うと、加藤先生の監督のもとJTW講義に沿った形でレッスン1〜60までをがっつりレビューする、という感じです。
ちなみに以前、加藤先生の「聖霊のレッスン」の課題(2019)に参加した時はおもに期限付きの宿題形式でした。あれもなかなかハードだったけど、当時フルタイムの仕事をしながら参加できてたので、ニートの今なら時間の捻出は問題ないだろうと。そしたら今回は少しやり方が変わりまして、前回よりもだいぶ参加密度の高い形式になりました。
ちなみに今回のJTW課題の範囲はレッスン1〜60なので、ワークブック(普及版)だけで言っても約102ページ相当です。実際には、ワークブックに加えて加藤先生のJTW解説にも目を通す必要があるので、読書量だけでもそこそこボリュームありです。というか、確実に今回のほうが「聖霊のレッスン」の時よりも解説量は多い気がします。
そんなJTW課題(L1-60)の実際のレビュー期間は2月〜5月の約3ヶ月間でした。とはいえ最初の頃はかなりゆっくりペースだったので、リフォーム事件でドタバタ中もなんとか続けていました。この頃の課題はまだ余裕があったので、「このペースならミシン練習と同時進行できそうだな」などと呑気に構えてたんですが。(゚∀゚)
JTW本と併せて読んでみたら
前述のとおり、今回の課題での考察ベースとなる「加藤先生のJTW解説」というのは、フォーラム内の講義室で連載されているものです。このJTWが解説というのが懇切丁寧なうえに、目からウロコな説明がぎっしり詰まっているようなすごい濃さなのでした。(いつかJACIMから出版されることを期待しております)
そんな加藤先生の講義をじっくり読み返すうちに、だんだん本家のJTW本にも興味が湧いてきました。しかし「電話帳×7冊」のボリュームを誇るJTW本にまで手を出すのは、いかにニートとはいえ無謀と分かってはいたので、読むつもりは無かったのですが…。運悪く(?)、手元のデバイスにKindle化したJTW本が「積ん読」のまま放り込んであったので、何の気なしにページを開いてしまったのが運の尽き。
気がついたらすっかりハマって、博士のJTW本も読みはじめてしまっていた次第です。というのも、加藤先生の解説とJTW本を突き合わせながら読んで行くと、2つの切り口から立体的に内容が見えてくるのが個人的にすごく響いたので。。。(ちなみにJTW解説というのはJTWの翻訳ではなく加藤先生オリジナル教材なので、それぞれ独自の切り口が光っているのです)
何がどう良かったかざっくり感想をいうと、今までずっと読んできたJTT本は理論面が中心だったのに対し、JTW本のほうは実践面が加わってくるので、日常生活における身近さがグッと増していたことです。
たとえばレッスン1は「この部屋に見えているものには、何の意味もない」となってて初学者にとっては謎多きスタートです。が、これには絶妙な問題提起が仕込んであって、「このテーブルには何の意味もない」「この足には何の意味もない」とやるときに「いやいや何を言ってるんだ、テーブルよりも自分の足のほうが大事に決まってるだろ」という自我のツッコミに気づかされてしまう、という側面が。。。等々。
つまりレッスン1を突き詰めると「テーブルの足が折れるのも、自分の足が折れるのも、等しく意味がないと思えるか?(=聖霊の見方)」という究極の話も見え隠れするのですが、はじめてワークブックやる初学者がレッスン1でいきなり足骨折まで飛躍するのは受け入れがたいと思います。だからワークブックの冒頭レッスン群は、私たちが恐れなく受け入れられる程度に簡潔な表現でありながらも、やんわりと潜在意識に届くような呼びかけとなっているのではなかろうかと気づいて、その思慮深さに恐れ入ったのでした。
逆に言うと、たとえ主題概念の意味が全然わからなくてもワークブックはそれなりに効果があって、ただ指示通りにレッスンをやるだけでも確実に潜在意識のほうは揺さぶられる構成になっていると感じました。なので、どんなにコースの理論がおぼつかないビギナーであっても、ワークブックを愚直にやる価値はあるんだなと思った次第です。
しょっぱなからこんな展開ですから、そういう意味でもJTWから目が離せなくなってしまったというか。特に冒頭のレッスン群は世界の見方(知覚)に関する話が多く、加藤先生のJTW解説と併せて目を通すことで、自分ごととして考えやすくなったと思います。形而上学がメインのJTT本と大きく異なる点はそこだったかも。
もともとJTW本のほうは老後の楽しみに!とか思ってたのですが、どうも今回モチベーションがあるうちに頑張ったほうがいい気がしまして。せっかくだから今回は加藤先生のJTW課題と同時進行で博士のJTW本も読んでみよう!と腹をくくったのは、そんな経緯からでした。
そしてJTW漬けの日々…
ところが4月後半にはいると、ちょっとJTW課題のペースがあがって読み書きのスピードが速くなってきたのでした。勢いで読み始めたJTW本のほう、読んでも読んでも追いつかなくなってきて…。あれーおかしいなー?来る日も来る日も、朝からJTW本を読んで課題やって気がついたら深夜、みたいな日がずーっと続いてるのは何故ー?なんか読書会のJTT本を読むヒマなくなってきたし、ブログ書く時間もないし、ミシン練習どころじゃなくなってきたな。
GW中のある日、やっとその理由に気づいて自爆… orz
今回JTW本で読もうとしてた範囲はレッスン1〜60まで=ワークブック(普及版)でいうと約100ページ相当。それは分かってたんですが、テキスト(普及版)のほうで100ページ相当というと「第1章〜第5章」に相当することが判明。え?うそ?テキスト5章分?てことは、今まで読書会でやってきたJTT本に換算すると5ヶ月分!?Σ(゚Д゚lll)
いやーまさか、JTT本5ヶ月分のJTW本をわずか1.5ヶ月で読破しようなどという無謀チャレンジだったと気づいたときは我ながら驚愕でしたが、時すでに遅し。そりゃ寝不足になるほど忙しくなるわけだよ。(気づくの遅い)
というか、4-5月のペースアップはちょっと私の処理能力ギリギリで、連日の全力疾走になりました。。。
といっても、JTW本に手を出すとかは完全に個人的な趣味であって、加藤先生のJTW課題とは何の関係もありません。JACIM教材のみできちんと復習されてる方は、問題なく各自のペースで活発に課題に参加されてましたし、本来はそうあるべきだったと思います。反省。
しかし乗りかかった船とばかりにJTW全般を最優先して取り組んだ結果、予定どおり5月中旬にL1-60相当を読み終え、なんとかギリギリJTW課題終了と同時期にJTW読書もフィニッシュできました。すごい達成感。(゚∀゚)
が、後半は完全にやりすぎで自分のペースを超えてたので、精神的にはかなり燃え尽きてまして。。。
読了してから数日間、「しばらく奇跡講座のことは何も考えたくないっす(ゲフゥ)」みたいな感じになってました。自業自得だわね。orz
しばらく休憩して、落ち着いてきたらまたJTT本のほうに戻りたいなと思ってます。
(再起動中…)
出典:奇跡講座 下巻 ワークブック・マニュアル (中央アート出版社) / Journey through the Workbook of A Course in Miracles (FACIM) / 聖霊のレッスン (JACIM 加藤三代子)
コメント
す、すごい濃い……
JTW本気になっているんだけど、まだ手を出してません。
そのうち読むように導かれるかもしれない…と思いつつ、電話帳×7冊分と知るとヒョエってなります( ゚Д゚)
いやーあれは確かに濃ゆい日々でした…。JTW本は大長編ですが、今回L1-60を通読してみて本当におすすめできる良本だと思いました。本来はもっと時間をかけてチビチビと読み進め、メモをとりつつゆっくり意識に浸透させるような読み方が最も恩恵があるように感じてます。