ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20171215, 20201105

赦すけど忘れない(連載+小冊子)

10/24。

今月上旬、JACIMから「赦すけど忘れない」の小冊子が刊行されたので早速お取り寄せしました。
ちなみに、この小冊子の内容はすでにJACIMサイトで連載されており、ネットでも読むことができます。買わなくても読めるのは太っ腹だし、友達とシェアしたりする時に便利ですが、手元で参照できる小冊子という形にまとめられたことも嬉しく思っています。また、小冊子を購入すると売上代金の1割が著作権料としてFACIMに届くという仕組みも良いですね!詳細はこちら

この小冊子のテーマは、世の中で一般的に言われている赦し:「君は悪いことをしたけど、私は善人だから赦してあげる。でも悪事が繰り返されるといけないから、君のしたことは忘れない」というロジックがなぜ上手く行かないのか、またそれに対する聖霊の赦しとは何か、といったことを中心に論じたもので、博士が2005年に行った講演が元になっています。

また、この「赦すけど忘れない」は、本家FACIMがネットで公開しているExcerpt Seriesの中で初めて邦訳されたものでもあります。原題は “I Will Forgive, but Never Forget” となっており、Part1〜6までの全文をネットで読むことができます。

Excerpt Seriesについて

“I Will Forgive, but Never Forget”が掲載されているFACIMのExcerpt Seriesについても少し。これはワプニック博士の数ある講演から厳選された抜粋集ともいえるもので、無料で読める教材としては大変すばらしいものだと思います。ネットの読み物としては長文かもしれないけど、書籍を読むほど長くはないし、ひとつのテーマ毎に論じつつコース全体を網羅する形となっているので、非常にコンパクトかつ分かりやすいです。

そもそも何でこれを知ったかと言うと、ワークブックで右も左も分からず七転八倒していた頃に先輩からExcerpt Seriesを勧められ、最初は「なんか難しそう…」と思いながらも読み始めたのがきっかけでした。その頃はかなり自責の念に苛まれていたのですが、これを読んだことで劇的に「助かった!」と思えたことがあり、それ以来Excerpt Seriesにはとてもお世話になっています。(2018/1/7投稿分)

いつかExcerpt Seriesの邦訳がJACIMから出て欲しいなぁ、と願っていたところ、この「赦すけど忘れない」が邦訳第一号となりました。そういう意味でも記念すべき一冊だと思っています。(^o^)

博士教材の読解練習にも

余談になりますが、この小冊子のもうひとつの良さとして、ネットで公開されているFACIMの原文と突き合わせながら読むことが出来るのも有難いです。

博士教材には時々、一読しただけでは把握しづらい構造の英文が混じってたりしますが、加藤先生の訳ではそこに適切な語句の追加や置き換えなどを行うことで、さらに分かりやすく表現されていることが分かります。軽く例を挙げてみると。。。

英文:”I Will Forgive, but Never Forget” Part I より
邦訳:「赦すけど忘れない」p11より

While Jesus does not believe in sin in the Course, what would be a “sin” is remaining unaware of something inside. That is the worst possible thing.
『奇跡講座』の中でイエスは罪を信じてはいませんが、もしも仮に、何かを「罪」と呼ぶとしたら、「自分の内側にあるものに無自覚なままでいること」がそれに該当します。それが、最悪のことです。

In a sense, that is being unaware of the guilt that allowed us to make the world, and it is that unawareness that sustains the world and the entire physical universe.
ある意味では、それは、「この世界を作り上げることを可能にした罪悪感」について私たちが気づかずにいるということであり、この世界や物理的な宇宙全体を維持しているのは、その無自覚さなのです。

Once you are aware of it, you will change your mind and the guilt will be gone.
ひとたびそれを自覚したなら、あなたは自分の心の中で選択し直すことになりますから、そうすれば罪悪感は消えていきます。

Then in your awareness, experience, and perception, the world will be gone, too, along with all the problems that appear to be so flagrant here.
そうすると、あなたの自覚や経験や知覚において世界もまた消えていき、それと一緒に、この世界で手に負えないほどひどいものに見えているすべての問題も消えていきます。

。。。こんな感じで、冒頭の一文ように少し複雑な意味合い英文も、日本語で綺麗に再構築されています。さらに一字一句見ていくと、単なる直訳ではない表現上の工夫が随所に凝らされていることも分かると思います。

たとえば3つ目の「change your mind」の箇所は、直訳すると「あなたの心を変える」ですが、加藤先生の訳では「あなたは自分の心の中で選択し直す」というコース的により分かりやすい表現に置き換えられています。こういうこまやかな配慮は加藤先生ならではのもので、和訳できれば誰でもイイという訳ではないということがしみじみ伝わってきました。

じつは今まで、加藤先生の邦訳本とオリジナルの博士本を突き合わせたら面白いんじゃ。。。と妄想した事は何度かありますが、本一冊となるとめちゃくちゃ量が多くて正直やろうという気が起きなかったんですよね。。。それが、今回初めてネット上で公開されているコンパクトなExcerpt Seriesと突き合わせることが可能になったという意味で、ちょっとハードルが低くなったかも(゚∀゚)

いろんな意味で、重ねて目を通していきたいと思います。

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