ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20190121(x4)

選びなおせるんだろうか(3)

夜道にて久々の平常心

年明けはそんな感じだったので、会社が始業してもドキドキがおさまらず、なかなか仕事が手につかない状態でした。どうしよう。。。

ちょっと前に一時帰国中のスコットちゃんと会った時に、絶賛悶絶中だったニコちゃん問題についてチラッと話したのですが、「たとえ互いに好きだとハッキリしていても、なるべく不倫は避けたいよね」という事でお互い意見が一致。なので自分が進むべき方向性について、理性の上ではほとんど迷いはなかったとはいえ、感情は明らかに正反対に進もうとするので、引き裂かれるような気分でした。

そんなスコットちゃんが「答えの出ない問題でぐるぐるしちゃってる時は、ウォーキングが一番だよ。身体を動かすと感情も発散できるよ」と教えてくれたので、ダメもとでやってみることに。。。

バスを使わずに駅から歩くなんて久しぶりだな〜と思いながら、冬の夜道を歩きはじめました。40分ほどの道のりを歩いてると頭がヒマなのでいろんなことが心を駆け巡ります。今置かれている状況に対する葛藤や恐れや不安感などが入り混じった苦しい気持ちです。

道中、どうしていいか分からなくて、すがるような気持ちで祈ってました。どうかニコちゃんとの出会いを、聖なる目的のために用いることができますように。今までの自分のやり方は全部失敗だったし誰も幸せにならなかったから、二度と同じことを繰り返さずに済みますように。彼の家族を含めて、誰一人不幸になるようなことがありませんように。今度こそ選び直せますように。。。

そのとき印象に残ったこと。
道半ばまで歩いたころ、ふと、すべての動揺が消えているのに気がつきました。何故か分からないけど、噓みたいにドキドキも恐れも不安も何もなくなって、久々に平常心が戻ってきました。おお、なんだこの清々しい気分は。

そして、こんな考えが浮かんできたんです。
「そっか、私ひとりが動揺しなければ、すべて上手くいくんだ。私さえこの誘惑をリアルにしなければ、後のことは全部ついてくるから心配しなくていいんだ」

。。。それは一種の慰めようなものでした。このとき安堵に包まれたことで、やっと方向性を見出せた気がしました。(このときだけね…)

ニコちゃんはもしかすると、男性に対する歪んだ認識を手放せないでいる私を助けてくれようとしている兄弟なのかもしれません。そして恋愛感情のように感じられるのはきっと、その助けとなる人が(良くも悪くも)自分の人生に大きく関わってくる事を知らせるひとつのシグナルなのでしょう。

そんななか、いま私が注力すべきなのは、ニコちゃんと彼の家族を尊重するだけの距離感を保つ努力かなと思います。そのためにはたぶん、私の個人的な利得に惑わされない心の平安が必要で、今のところ、これが一番の挑戦事項かなあ。

(つづく)

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