ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20181219

ヘレンの詩とクリスマスと

12/10。

先日のゲイリー達のオンライン講座の冒頭で、シンディが朗読してくれた詩があります。それはヘレンの詩集「The Gifts of God」に収められた作品のひとつ”Conversion”でした。これをクリスマスにちなんで紹介したというのですが、一度聞いただけでは、難解すぎてさっぱり分からず。

あとでKindle版でその詩を見つけたので「どれどれ」と思って読んだら、やっぱり言い回しが全然わからない orz。→諦めて一晩放置。で、翌日もう一度読み直してみたら、なんか急に意味が繋がったような気がしたので、一気に日本語にしてみました。もちろん、ざっくりとした概念としてですが。。。

The Gifts of God (Kindle版 No.793)より:

CONVERSION (回心)

There is a silence that betrays the Christ…
キリストに背く沈黙がある。
苦しみを必要とする者には、いまだ神の言葉が届くことはないから。
神の言葉は、彼らのための救済を保持しつづけたまま、語られることがないために、
神の子にとって未知の地獄である世界から、彼らが蘇ることを遠ざけている。
あてもなくさ迷い、どこにも平安を見出すことなく、
暗闇の中で、知られることもなく、知ることもなく、
沈黙の墓標の底で、生まれることもなく。

神の言葉により、いにしえの意味を注がれた沈黙がある。
その静寂には、語られなかったことも、受け取られなかった言葉もない。
燃えるような静けさである神の平安から、ほとばしる黄金の水によって、
奇妙な夢は、洗い流される。
それまで邪悪であったものが、突然キリストの贈り物に変わり、
救いを求める者に与えられる。
彼への最後の贈り物も夢でしかないが、
しかしそのたった一つの夢において、夢見は終わる。

誕生のように見えるものは、無限の時から有限の時への一歩にすぎない。
神の平安は、飼い葉おけにも、十字架にも、等しい静寂をもって、その輝きを降り注ぐ。
だが、どちらも永続することはない。
始まりと終わりの夢が、神の子に触れることなどできないから。
彼は人の姿を持ったように見え、それから死んだかに見えた。
そこには死は無かった。なぜなら誕生も無かったから。
かの十字架の人は、神へと昇ったのだ。

***** ***** *****

というわけで、トベ的解釈によると全然クリスマスの詩ではなかったんですけど、でもやっぱりクリスマスの本当の意味を味わうのに良い内容だな~と思いました。

タイトルの”Conversion”もIT業界では全然違う意味なので「え?何を変換?」とか一瞬フリーズしてましたが、本来は「聖なる方向性へと心を入れ替えること」を指していたんですね。(^^;)

個人的に好きなのは「神の平安は…」で始まる箇所です。短い言葉のなかにACIMの教えが凝縮されているような気がします。またここは唯一、クリスマスと関連する箇所でもあります。原文は次のとおり:

The peace of God shines down upon a manger and a cross in equal silence.
Neither one will last.
The dream of a beginning and an end can never touch God’s Son.

きっとシンディも、この箇所を紹介したかったから全文を朗読したんじゃないかな~。なんて思いました。想像ですけど。

出典:The Gifts of God (FIP)

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