ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20180707

9ヶ月ぶりロクザさん再会

6/30。
土曜日、超久々にダチンコのロクザさんと会って都心でランチしてきました(→7/2投稿分に経緯あり)。気心が知れてるぶん、待ち合わせもテキトーです。本屋で立ち読みしてたらロクザさんが勝手に私を見つけてくれて「よっ」みたいな。まるで何事もなかったかのように。

お互い好物のタイ料理屋に行って、積もる話を。。。って、間が空きすぎて何を話したらいいか分からん(-.-;)

「ロクザさんに会うの9ヶ月ぶりだって知ってた?」「えっ、そんなに経ってたっけ!?」

はいはい、どうせその程度の認識だろうって分かってましたよ。。。

心の中で黙って、入院中のあれこれを思い出してました。びっくりする程たくさんの友達が見舞いに来てくれて感激だったけど、その中にロクザさんの姿が無かった事を、内心苦々しく思ってたっけ。

でもなぜか、退院して帰宅したその日に偶然、ロクザさんから調子どう?みたいな連絡があった事も思い出しました。その時は、このヤロウ連絡おせ〜んだよ!と思って嬉しくなかったけど、よく考えたら彼には入院日程も何も一切伝えてないわけです。なのにピンポイントで退院日に連絡よこすとか、彼への不満を赦そうと思った日に連絡よこすとか、本当に何なんだコイツは。天然エスパーか。

ぶっちゃけ、体調崩してからロクザさんとほとんど会わなくなり、実質的には1年くらい遊んでません。9ヶ月前に最後に会ったのは、私が激やせして実家に戻ったころ。彼がうちまで見舞いに来てくれました(私が呼んだ)。でも当時は起き上がる気力もないほどぐったりで、「いま何も食べられないんだよね…」と言ったら「そうか、それはいかんな!」と言って、私のために持ってきた手土産のシュークリーム全部平らげやがりました。8個くらい。テメェ何考えてんだ1個くらい残せよ!(*`Д´*)

→赦します…。

思えばこの1年の間に私の生活はすっかり変わりました。誰にも極秘でこのブログを始め、それが縁でACIM繋がりの友達が増えました。ワークブックが生活の中心となり、それまで趣味だと思っていたドライブ旅行、登山、ガラス工芸等も停止しました。そんな事情を一切知らないロクザさんは私が病気で引きこもりになったと思ってるようだけど、彼が真相を知ることはあるまい。。。笑

一方で、ロクザさんも私と疎遠になってから多くの変化があったみたいです。いくつかの新しい趣味を楽しむようになり、新しい友達もたくさんでき、料理の才能を発揮して会社の人にご馳走を振る舞うなど、ますます充実した人生を楽しんでいるようでした。昔は彼の方が引きこもりだったけど、いまや完全に逆転かよw

ロクザさんの赦しのレッスン

さらに、興味深い話を聞きました。ここ最近、ロクザさんは、かつて自分にひどい仕打ちをした人々に対し、少しずつ心を開きはじめているようでした。

実は彼は数年前まで海外で小さな店を経営していたのですが、その時の協同経営者達に裏切られて会社を解散する事になったと信じていて、深く傷ついていました。(実際には裏切られたというより、彼が過剰に期待しすぎてただけにも見えるけど)。

一昨年の段階では、旧共同経営者(裏切り者?)からメールが1通届いただけで、日頃は朗らかなロクザさんが見違えるほど鬱になっていたのを覚えています。いわく、どうしても彼らのしたことが許せないらしい。彼は怒りを表に出せない人なので、苦しみを自分のうちに抱え込んでしまってる感じでした。

面白いことに、向こうは外国人なので全然わだかまりがなくて、むしろロクザさんの事を心配して無邪気にメールしてるだけなのでした。しかしロクザさんは中身を読みもせず速攻でメール削除し、その後延々と心の闇に沈んでいくわけです。

そんな状態だったロクザさんが、「奴らからメール来ても前ほど気にならなくなった」と言うので驚きました。

「まだ届いたメール削除してんの?」「うん、まだ削除してる。でも奴らに悪気がない事は分かってきた。俺のこと心配してくれてるって事も。」「そっか、ならいつかもっと大丈夫になった時に、返信してあげられるといいね。」「そうだね、俺もそう思ってる。いつかは返信できるようになりたい。」

もしその日が来たら、きっとロクザさんと彼ら全員の心が救われるのでしょう。誰に教わった訳でもなく、ロクザさんは赦しの必要性にうっすらと気づいているようでした。

彼はスピリチュアルな話に最も縁がないタイプだけど、しばらく会わない間に自力で赦すことを選択したのか〜。すごいな!私は黙ってたけど、内心そのことにちょっと感動してました。

今回久々にロクザさんに会って感じたのは、赦しが決してACIM学習者だけの特権ではないってことです。どんな人でも、心の奥底では天国に還りたいと思っている部分が必ずあるはず。憎しみや争いを終わらせたいという意思は、誰でも自発的に選ぶことができます。そういう意味で、ロクザさんも私たちと共通の目的を持った兄弟なんだと思えた一日でした。

ちょっと嬉しい。

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