ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20180110

この宇宙は夢なんだ&医療の話

大晦日に、病院から一通の手紙が届きました。先日の造影CTの検査結果です。
もう手遅れですとか書いてあったらどうしようとビビりながら封をあけてみたら意外にも、「検査結果は良好です。予定通りの手術で摘出可能と思われます」。。。とのこと。これって、とりあえず頸部については転移なしって事かな。

2月にまた胸部の検査があるので、まだ喜んでいいのか分からないけど、少し安堵しました。痛くも痒くもない病気って、検査しない限り進行状態が分からないので、ビビリの私はここ数カ月、ジェットコースターのような気分の浮き沈みを味わってます。

検査結果が届くちょっと前くらいに、気になってたアレックス漫画「この宇宙は夢なんだ」を注文しました。ACIMのコミックなんて。。。と思ってたけど、あの加藤三代子先生がわざわざ漫画を翻訳しているってことは、それだけの価値があるはず。

読んでみたら、とても内容の濃いACIM理論解説マンガで、買って良かったです。フワフワしたスピ話じゃなくて、とても論理的な切り口から入ってるし、ビジュアル表現も工夫が凝らされてて頭に入りやすいです。しかも冒頭から思いっきりゲイリー本をベースにした内容だし。

個人的にウケたのは、なぜかコーンフレーク箱らしきものにさりげなく書いてあった聖霊のブランド名が「ゆるゆるし~」だったこと。このゆる~い語感が素敵すぎて脳裏から離れません。あの奇跡講座の格調高い文体とのギャップを感じるユーモラスな表現がちりばめられてて楽しいです。
※でもこのマンガ、ACIMに一定の理解がある人じゃないと意味不明なんじゃないかな?とは思いましたけど(^^;)

***
それはさておき、アレックス漫画での医療に対する見解が、今の自分にとても励みになったのでメモします。それは以下のくだりです:

この宇宙は夢なんだ (アレクサンダー・マルシャーン著) p125
『でもね、「病気は心から生じているのだから、真の医者は心だ」ということになるとはいえ、それがそのまま「病気になっても医者にかかるべきじゃない」ってことにはならないからね。
例えばの話だが、もし指が切り落とされたら、継ぎ合わせるべきだ。
それが、この宇宙でのものごとの習わしだ。指を元に戻すことは、神からの分離のように見えるものを癒すことの象徴なのだ。赦しながら治療すれば、癒される。

太字にしたところがハッとした部分です。赦しながら治療を受ければ、治療そのものを訂正に利用することができる、という考えなら、私でも手術にも前向きになれそうな気がしてきました。

もちろん、テキストはもとから医療を否定していません。でもそれら(魔術)に頼るだけでは根本的な罪悪感の訂正にはならないとも言っています。だから、私が手術を受けて肉体を救うこと自体は何の訂正にもならないのでACIM的に無意味なんだろうな。。。と思い込みがちでした。
でもその見解はなんとなく罪の意識に偏っていて、まるで自分が精神的に何の前進もない罰として手術を受けるかのような印象を持っていたわけです。

そうではなく、病んだ心を癒すことの象徴として治療を受け入れる、という姿勢のほうがACIM学習者の目的に適っているよね、という事にやっと気づきました。よく考えればゲイリー本もワプニック博士も同じことを言っていたんだけど、どうもちゃんと理解できてなかったみたいです。

今回のような気づきって、漫画ならではの絵のインパクトによるものなのかなあ?
(実は、この引用をしたp125には指が切断された絵が描かれてまして。。。)

アレックス漫画は一コマ一コマに内容が凝縮されているので、薄いけど読み応えたっぷりでした。コミックだと気軽に読み返せるので、しばらく枕元に常備しておこうと思います。

出典:この宇宙は夢なんだ (中央アート出版社)

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