ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20171217

最初の手術前検査(造影CTドキドキ)

手術6カ月前になったので、病院に最初の検査に行ってきました。駅から歩いて15分くらいの病院です。前回、9月に激やせヨレヨレ状態だった頃は老親の付き添いがなければとても歩けない距離に思われたのに、2カ月以上経った今は普通にひとりで歩ける。これだけで感動ものでした。

いつも思うけど検査ってなんか怖くてドキドキします。未知の処置を受けることへの恐れと、結果が悪かったらどうしようという不安が混ざって、病院にいるあいだ緊張と動揺がずーっと続くような感じ。これは幻想なんだ、私は身体じゃないんだ、聖霊がついてるんだ、と頭で言い聞かせても全く無意味。そりゃそうだ。orz

最初の検査は呼吸機能と心電図。太いパイプをくわえてスーハーしたり、身体に電極をペタペタつけて測定したりしました。それから若いスポーツマン風の先生の診察。3分で終わり。で、その後、癌の転移を調べるため造影CTを受けることに(予期してなかった)。

だいたいCTも初めてなのに、造影CTって何??と軽くパニクってる私に、看護師さんが持ってきた同意書を読んだら「CTの精度を高めるため造影剤を注射します。1日で排出される安全な薬だけど、まれにン万人に一人後遺症が残る人がいて、ン十万人に一人は死んじゃうこともあります。良かったらサインお願いします」きゃあああーーーー!
 

冷静に考えたらみんな受けてる処置だし安全なのも分かるけど、こんなビビってる患者をさらにビビらすような内容の同意書にサイン。。。そのせいか造影CTの待ち時間はもはや平安とは程遠い状態でした。浮上してくる恐れを手放す心の余裕なし。(この程度でビビってたら、手術の直前とかどうなっちゃうんだろう)

結果からいうと、造影CTは全然大したことなくて、ほんの数分点滴をしたままCTスキャナに寝そべるだけでした。その後も特に不具合なく普通に活動できるし、何もビビる必要はなかったと後から分かったのですが。。。
病院に滞在していた半日の間ずっと緊張が続いてたことから、だいぶ精神的に消耗してしまったみたいで、疲れてぼーっとしたまま帰路につきました。
造影CTの検査結果が届くのは1カ月後。やっぱり転移が見つかっちゃったりするのかな。。。などとろくでもないことをゴチャゴチャ考えながら。

ACIMの教えは、決して恐怖や不安を一瞬にして取り除いてくれる魔法の杖ではないと思います(特にトベのようなビギナーにとっては)。どんなに聖霊にお願いしても、湧き上がってくる恐怖を手放せない=自分がどれほどその恐れにしがみついていたいか、どれほど肉体として分離していたいか、思い知ります。

そもそも病院は、病気の私を高度な外科処置で助けようとしてくれている存在です。助けて貰いたいのに、検査とか手術は怖い。助けてくれようとしているお医者さんが怖い。病んだ甲状腺を摘出して、一生ホルモン剤を飲み続ける人生になるのが怖い。じゃあ助けなしで放置したいのかというと、それはもっと怖い。(けど、日ごろは抑圧して怖さを感じないようにしてる)
これって、いまの自分が神の愛に対して抱いている恐れの縮図のような気がします。

学習が進んだ状態であれば、死の床にあっても平安でいられるだろうし、恐れが湧いても瞬時に手放せるだろうけど、トベはそういうわけにいきません。いまのところ些細な動揺を赦すにもえらい時間がかかります。
そんなビギナーの自分にできる唯一ことは、病に関連して湧き出してくる恐れにその都度向き合って、聖霊へと手放す準備ができるまで、辛抱強く意志を保つことかなと思ってます。

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