ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20210731

久々に面白かった漫画

7/29。

近所の高時給バイトに応募してみました。この求人、条件良すぎてみんな真っ先に応募するはず…なのにぜんぜん埋まる気配がないので、たぶん狭き門なんだろうな〜と覚悟しつつ面接に臨んだのですがやっぱり不採用でした。ですよねー。しょぼーん。

と思ったら突然コロナ第5波がきて、東京の感染者数が過去最高を更新しまくるという大騒ぎに。両親がワクチン接種済みだから大丈夫だろうと油断してたけど、まさかこんなに蔓延してしまうとは。またしばらく様子見だなぁ。

自分の価値観を言語化

さて、目下の一大プロジェクトである室長コンサルは月に2-4回のセッションがあります。そこで課される宿題をこなしたり関連書籍を読んだりするので相変わらず忙しいです。ただ、ビジネスに繋がる話が出てくるのはまだまだ先のことで、しばらく自分の価値観を洗い出す作業が続くみたい。まあ要するに “自我の定義” みたいなことを真面目にやっている感じです。

面白いのは、誰にでもコアになる価値観や信念がある一方で、それを言語化するのは難しいと分かってきた事でした。それは非言語の領域なので、何らかの知的な観察がない限り、言葉によって定義するのは簡単ではないみたいです(でもそれが起業では役に立つらしい)。いままさに、様々な手法でそれを言語化していくプロセスの最中なのですが、なるほど非言語な想念というのはこういうものか…というのがなんとなく感じられて興味深いです。

で、その非言語な部分がハッキリ自覚されてくると、以降の行動や選択にブレがなくなるといいます。これは確かにそうかもしれない。例えば、自分の好きな色を自覚していない状態で50色の選択肢からひとつ選べと言われたら、行きあたりばったりで選ぶか、迷いすぎて選択すること自体をやめてしまう、といった感じになりがちです。でも、「自分は青好きだから青いものしか選ばない」という事が最初からハッキリしていれば無数の選択肢に惑わされることはなくなります。自分が主体となってビジネスを継続していくには、このコアな部分を自覚していることが大事らしい。ふーむ。

それでなんとなく思い出した「ゴールの設定(T-17.VI)」もこれと通じるロジックがあるように思いました。先に「真理をゴールにする」という評価基準を設けることで、あらゆる機会をゴール到達の手段として用いることができるようになる(=真理でない選択肢を見分けられるようになる)という感じでしょうか。といっても、コース的なゴールは1つだけであるのに対し、この世的なゴールは無数に設定できるところが大きく違いますけど。。。

まあ、いまやってるような自我の分析などコース的には無意味だろうとは思います。でもそれ言ったら食事するのも呼吸するのも形而上学的には同じくらい無意味なので、そこはレベルを揃えてから考えたいところです。いまの私にとっては、この世レベルの投影(または延長)を用いながら進むことしかできないのも事実だし、「幻想をリアルにすべきでない」からといって世間から浮いた状態でいることが求められているわけじゃないよなー、と感じることも増えてきました。

いずれにしても、室長コンサルのほうはすぐに結果出せるわけじゃないし、貯金もレッドゾーンに突入したのでそろそろ収入を確保したい、という思いはあります。趣味でソーイングを続けるにしても、生地や糸を買うお金が要るので、このまま来年までニート状態というのはちょっとね。本当はコロナ第5波とか気にせずバイトしたいけど、あと2ヶ月待てば自分もワクチン接種が完了するという微妙な時期なので、焦らずもうちょっと待ってみるかなぁ。

最近ドハマリした漫画

話変わりますが、ふだんめったに漫画は読まないのに、うっかりこちらの人気作品にドハマリしてしまいました。(ファンの多い漫画なので、ググられ対策でタイトルは伏せます。出典はリンク辿ってください)。天才殺し屋のお兄さんが主人公という割とバイオレントなジャンルだし、出てくる悪党もかなり胸くそ悪い感じだったりするので好き嫌い別れると思いますが、私にはどこか共鳴するところがあったみたいです。

このお兄さん、仕事で70人以上殺ってきたというからそれだけで立派な犯罪者ですが、あるときボスの命令で「1年間誰も殺らずに一般人として普通に暮らせ」という指令を受けます。そこで、なんとか普通の仕事についたり、一般常識を身につけたり、あらゆる努力をして一般人の暮らしに溶け込もうと頑張ります。でもやっぱりヤクザに絡まれたりヒロインを人質にとられたりして一筋縄ではいかないのでした。。。

最初はこんな感じだったお兄さんですが…(1巻)

新生活が始まり、いろいろなゴタゴタに巻き込まれるものの、ボスの命令どおりに人殺ししないことを貫くお兄さん。戦うときも敵をボコりすぎないように気を配るようになります。超人的な無敵さでありながら、決して自分の強さを誇示することはせず、むしろ自分をどこにでもいるヘタレ兄ちゃんに見せる努力を怠りません。

ヘタレのフリして新生活スタート(1巻)

ちなみにこのお兄さんは孤児であるらしく、子供の頃から暗殺組織により殺人の英才教育を受けて育ちました(グレて犯罪者になったわけではありません)。なので、殺人や暴力に関して良心の呵責のようなものは一切ない一方で、内面のほうは子供のようにピュアなままという相反する面を持っています。ひとたび絵を描かせると、心に秘めている温かさが滲みでてくるのもなんかイイ。

子供のように無邪気な絵が描けるお兄さん。
ピュアな内面が垣間見えます(13巻)

お兄さんを見ていて清々しいのは、たとえ銃を使うような戦闘モードになるにしても、怒りとか復讐といったようなドロドロした動機が全くないというところです。このへんが、欲望や感情に翻弄されて愚かなことをしてしまう悪党たち(私もなんだけど)との鮮やかな対比になっています。そのようなニュートラルな在り方を前にすると、最初は敵意まるだしだった奴も毒気を抜かれて、いつしかお兄さんの味方になったりするのでした。

そんなお兄さんがどう変化するかというと、最終的にはまるでビル・セットフォードのような深い言葉が自然に出てくるまでに成長します。この漫画が本当に伝えたいテーマは、実はこのあたりなんじゃなかろうかと思ったり。。。

「別の道があるはずだ」を宣言しました(22巻)

まあ、かなりアングラなので万人受けする漫画ではないと思うし、暴力シーン多めだし、スピリチュアル要素もゼロなので学習者さんにオススメできるシロモノではないと思います。ただ、9/10までは出版元のサイトで最初の30話(3巻)まで無料で読める状態になってるので、チラ見したい方はどうぞー。

出典: ザ・ファブル (講談社)


コメント

  1. tobbeさん、こんばんは。
    コメントを連続投稿して、tobbeさんに「あんたはストーカーか何かか?」と思われているかも、、、と少し心配しているタンポポです(^^;)
    「ザ・ファブル」私もすごい好きです!とは言っても私は漫画は読んだことなく、映画をみたんですけど超面白くて笑いこけてました。私はこういうものや任侠もの、ゾンビものとかも大好きで、崇高な学習者とは程遠く、youbuteなどでは怪談話をよく聞いています。この前、あまりにも話が怖くてトイレに行けなくなったので「この怖れも神への罪悪感と恐怖が原因なのかな?」と赦しをしたら、何だかんだで気分がよくなりましたが、こんなことに赦しを使ってすいません、、、みたいな感じでした(^^;)
    私も昔、ビジネススクールに行ったり色々なことをして、やりたいことを探し出そうと頑張ってみたのですが、脳の特性も相まって叶いませんでした。今やっていることは、奇跡講座に出会い、赦しを行うことで、やっとやっていることに対しての罪悪感が消えて、なんとなくですがやっています。(けれどもガッツリやりたいという意欲はわかず、、、でももっと何かやりたいなぁという気持ちは消えずです、、、)もし道が正しくないなら、なんらかの印があるのではないかとは思っているのですが、その印にすら気づいていないのかもしれないと思っています(^^;)tobbeさんが受けておられるコンサルは、とても深いところを探っていくような感じで凄く面白そうで記事を読んでいて楽しいです。ブルグを拝見させて頂きながら思うことは、tobbeさんてめっちゃ潜在能力高い方だなと。なのできっと何か掴めると思います!頑張ってください!応援しています!!

    • タンポポさん、ありがとうございます!学習者さんで「ザ・ファブル」が面白かったという人は初めてです。嬉しい〜(≧∀≦) 私も映画観ました、アクションがキレッキレですよね。漫画ではだいぶ長いエピソードだったので、原作との違いを楽しみながら観てました(マニア)。笑
      それにしても、ビジネススクールで学ばれていたとは。しかもYouTubeで動画配信とかされてて行動力すごいですね。私は動画プロデュースの才能ゼロなので憧れます…。実は非スピ友達にガチのYouTuber女子がいるんですが、スタートから2-3年でかなり稼ぐようになりました。それも、超〜楽しそうにやってて清々しいです。タンポポさんもぜひYouTube頑張ってくださいまし✨

  2. 「別の道があるはずだ」を宣言しました(22巻)
    ウケました。ぷぷぷ
    まだ見たことない漫画です。こんど観てみよう…

    https://mwge.org/
    ↑ご存じかもですが、エンタメ関連ネタで、映画を奇跡講座的に観るという企画のこのサイトが好きです。
    自分の人生で大変なことを実体験しなくても、フィクションでシミュレーションして赦しに反映できるってめちゃお得ですよね
     
    私もトベさんのご活躍をこっそり(?)見守る隊です。。
    いつもありがとうございますm(__)m

    • ももこさん、ありがとうございます! いや〜、お兄さんウケますよね〜(゚∀゚)
      まあ、「別の道があるはずだ」に関しては、ハラハラドキドキの本筋とはあまり関係ないので、ほとんどの読者はこんな台詞があった事さえ忘れてると思いますが、じつは個人的にはこの一言がいちばんの衝撃でした。おおお、そうきたかーー!みたいな。
      あと、MWGEのリンクありがとうございます!デイヴィッドが優れた映画のレビューを公開している事は噂に聞いてましたが、こんな立派なWebサイトになってたとは。私はあまり映画は見ないのですが、それでも気になるタイトルが沢山並んでて惹かれます。レビューの全文を見るにはサインナップが必要なんですね。ナイス情報感謝です☆

  3. まあ、「別の道」なんてのは、名古屋から東京へ行くときに、新幹線で行くか在来線で行くか、はたまた中央線経由にするか、いっそのこと北陸回りで行くか、あるいは高速バスか夜行バスか、それともヒッチハイクにするか、いやいや徒歩で行くよ、程度の違いでしかなくて(まあそれもまた大きな違いではありますが)、つまり、「どの道同じこと」であり、「あなた、要するに東京へ行きたいんだよね」というところだけが重要なんだよなあとつくづく思います。

    • どの道も同じことというのは、全く仰る通りだと思います。個人単位ではどの交通手段を選ぶかは大きな違いとなりますが、全体からすればどの道を選ぼうと違いはありませんよね。
      ご存知ない方のために補足させていただきますと、ビルが「別の道があるはずだ」と言ったのは、敵意に満ちたメンバーが集う雰囲気最悪の定例会議を前にしてのことでした。なので、ビルの発言の真意は「従来の攻撃的な応酬を繰り返すのではなく、互いに攻撃しない方法もあるのではないか?」というニュアンスだったかと思います。そのへんが、かつて殺人&暴力専門だったお兄さんが「ここから先は他者を傷つけない道に進みたい」と願う姿に重なるように感じた次第です。

  4. ああ、そうではないんです。
    自分が攻撃しているということは、どれだけ自分が相手にわかってほしいか、ということなので、その自分の気持ちがわかってくればいい、ということなんです。
    決して、攻撃がいけないということではないんです。
    例えばTobbeさんが誰かをものすごく攻撃したいとして、では、その、誰かをものすごく攻撃したいと感じている内心のTobbeさんを、Tobbeさんはどのぐらいわかってあげていますか?
    誰かを攻撃したいと感じている内心の自分に対して、「そんなことはいけない」と、延々とジャッジしているのは、いったい誰でしょうか?
    つまりシンプルにそういうことなんです。
    実は、攻撃してはいけないと思えば思うほど、攻撃心はエスカレートしていくんです。
    本当に、攻撃したい自分の傷ついた気持ちがわかってきたら、自然に攻撃的な気持ちはやむんです。
    つまり、相手にわかってほしいと表明するのではなく、何とかして相手にわからせようとしているから、それが攻撃だというように見えるわけです。
    ですから、自分こそが最も自分に対して無理解な態度、つまり攻撃的な態度をとり続けているために、自分は延々とすべてを攻撃し続けているんです。
    これがとんでもないことに聞こえるのは十分承知していますので、そもそも私が、どの道でもいいんです、などと、いらぬことを書かなければよかったのですが。
    本当にすみません。

  5. 追記です。これは奇跡講座とは全く異なるらしいということは、私もようやくわかってきたので、今後ここにはコメントしませんので、ご安心ください。

  6. こんにちは!

    tobbeさん、素敵な漫画を紹介してくださってありがとうございました!
    昨日、最初の5巻だけ借りて読んだらすっごく面白くて続きが早く読みたくなり、またレンタル屋さんに走ってしまいました(笑)
    この手の漫画は結構好きなのですが(ろくでなしブルースとか湘南爆走族とか。古いけど)この作品は笑いのセンスが素晴らしい!!しかもちょいちょいはさまれる悪役の良心(?)に心を掴まれました!
    残念ながら途中の巻からは、レンタル中で借りられなかったけど続きが楽しみです😁

    以前紹介してくださった「スピリットサークル」もすごく良かったし、tobbeさんのセンス、とてもツボです✨
    その才能がイラストやソーイングなどにも生かされているのだろうな、と感じます。今後のtobbeさんのご活躍、応援しています🍀

    • キャー(≧∀≦) ふうせんさん、マンガ読んでくれたんですかー!嬉しいー!
      しかもウケたそうで嬉しいです!!あれ第一部だけで22巻まであって結構長いんですけど、最後まで目が離せない面白い構成だったと感じています。無敵なのに強さをひけらかさないお兄さんが素敵なのはもちろんですが、出てくる悪党のほうも憎みきれない魅力ってありますよね。しかも一見硬派なのに所々で爆笑できるというのもツボでした。(あっ、ろくでなしBLUESもそんな感じでしたね。私も好きでリアルタイムで読んでましたー!)。いやー、いつかぜひお兄さんの話題で盛り上がりたいです✨

tobbe へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.