久々に号泣したこと
12/29。
前回の投稿の最後のほうでチラッと書きましたが、今しかねえー!というタイミングを感じたので、離婚以降ずーーーっと気まずい状態を抱えていたお義母さんに初めて手紙を出しました。かつて私を大切にしてくれたことへの感謝の気持ちとか、自分の過ちと改悛の念などを短く率直に綴ったものです。
だからといって正直、何も変わりはしないだろうと思っていました。なにしろあれから15年以上経っており、お義母さんは今ごろ施設に入っていてもおかしくない年齢のはずだったので、いまさら手紙を書いたところで読めはしないだろうと。。。。仮に身内に読める人がいたとしても、それがお義母さんに届くのはだいぶ先のことだろうと勝手に想像していました。
ところが!
投函してからわずか2日目の今日、私のスマホに見慣れない番号から着信がありまして。。。ぇえ!?と思ったら、まさかのお義母さんご本人からお電話が!!
(((゚゚Д゚゚)))
「トベちゃん、お手紙届きましたよ。ありがとう。さっき家族で相談してね、やっぱり電話しようってなったの。今でもおかあさんと呼んでくれてありがとう。私は一日もあなたのことを忘れたことはありませんよ。あなたがお嫁にきてくれたとき本当に嬉しかった。ご家族はお元気にしていますか?おじいちゃんおばあちゃんは?叔父さんはいまどうしてますか。。。?」
お義母さんは驚くべき記憶力で、私がすっかり忘れてしまっている事まで全て細かく覚えていて、まるで昔の想い出がすべて凍結保存されているかのようでした。というか、今でも元気でいてくれたことが嬉しくて、ありがたくて。
「あのとき、トベちゃんと一緒に◯◯をしにいきましたね、◯◯の温泉にも一緒に行きましたね、◯◯だったときトベちゃんが◯◯して助けてくれたわね、ありがとう。あと、あのときは◯◯のプレゼントをありがとう、今までずっと大切にしてましたよ。私はあなたのことは何でも覚えているから。最後に会ったとき◯◯と言ったのは、あなたに良い人を見つけて幸せになって貰いたかったからなのよ。。。」
私はもう、この時点で号泣してしまい、返事をしようにも声が詰まってどうしようもない感じでした。お義母さんは、どういうわけか私が離婚後(=暗黒時代)にオフロバットの免許を取得したようなマニアックなことまで知っていて、会えなくなってからもずっとずっと、私のことを気にかけてくれていたことが伝わってきたのでした。なんてこった。。。
私、ずっとずっと怒ってたのに、お義母さんは。。。。。゚(இωஇ゚)゚。
しかも、とっくの昔にリタイヤして施設暮らしかも…、と思っていたのに、思ったよりずっと元気で、今でも現役でお仕事されている事もわかりました。
「もう歳を取ってしまったから、すっかり足も弱くなって、目も悪くなってしまってね、やっとの思いで商いをやらせてもらってます。もう、再びあなたに会うことはないでしょうけど、どうか元気だったころの私を覚えていてくださいね。どうかご両親を大切にね、さようならは言いませんよ。。。」
いやああああああーーーーーー!!!! (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
。。。そうです。東京に暮らす私はもう、コロナが収束するまでどこにも行けないのです。すぐに駆けつけられる間柄でもなく、互いに残された時間はそんなに長くはないかも知れません。
長い間、殺人も辞さないほど憎しみに怒り狂い、私を捨てた前夫のことも、お義母さんのことも、何もかも全部忘れようと思って、写真も連絡先も想い出もすべて投げ捨ててしまったのに。。。。
でも、お義母さんの変わりない優しい言葉を再び聞いた瞬間に、そういった恨みつらみが全部溶け去ってしまったかのようでした。
ここまでくるのに、15年以上もかかってしまったなんて。。。
まあ、自分には時間がかかるだけの理由があったんじゃ〜!と信じて疑わなかったわけですが、こうして蓋を開けてみると「単なる意地の張りすぎで全く無益に時間を浪費してしまった」という感じです。。。orz
*****
そもそも、今回の件に関しては「手紙を出してみたら」と提案してくれた友達の後押しがなければ、とても私ひとりでは実行できなかったと思います。というかSNSどっぷり生活すぎて、便箋に文字を書いて気持ちを伝える、という発想自体がなかったし。正直いろんな事を忘れすぎてて、お義母さんのフルネームすら思い出せない状態だったけど、そういう時でも絶対届く宛名の書き方まで教えて貰ったりして。。。
なんというか、偶然に偶然が重なってそういう運びになったわけで、最終的に「うおおおお、ここまできたら年内にやるしかねえ」と思えたことが一番大きかったです。
前回、お義母さんの事を思い出して涙したのがちょうど2年前。年齢的に、すでにタイムリミット過ぎてる可能性大だけど、もしかしたらギリギリセーフかもしれない…、みたいな賭けでしたが、やってよかった。本当に。
今回、いちばん救われたのは私です。間違いなく。
長年の心の重荷をひとつ取り除いてくれた友達には、心から感謝しています。
ありがとう!!!
コメント
その友達です。
よかったですね。
また友達です。サイトのURLを入れるのを忘れたので、もっかい
コメントします。もうしわけありません。
よかったですね。
Togoさん、その節は本当にありがとうございました!(TДT)
まさかこんな展開になるとは予想つかず。。。私にとっては歴史的瞬間だったかも。
自分ひとりでは絶対に勇気が出せなかったと思います。
心から感謝!!!です!!!
本当によかったです(^^)
いいお話読ませてもらって、ありがとう(^。^)
くさちゃんサン、ありがとうございます!
15分ほどの出来事だったんですが、15年分の勝手な思い込みが上書きされた気がします…(TT)
なんと、この感動ストーリーの裏には、
Togoさんの影があったとは!!
山本さん、そうなんです。
これぜんぶTogoさんのお陰なんです。この不思議なご縁に感謝です(*ToT*)
読みながら私も泣きました。
うおおおん
ありがとうTobeさん
うわーん、ももこさん有難うございます〜!!
実はこれで目ェ真っ赤&鼻ズルズルが止まらず、台所でママリンに「いや〜部屋掃除してたらホコリがすごくてさぁ…」みたいな苦しい言い訳したのは内緒です…orz
素晴らしいお話ですね!
感動しました(T△T)
私も離婚組ですが、義母が倒れて認知症になってから、
子供を連れて会いに行ったときのことを思い出しました。
会いに行っても誰なのかわかるかどうか・・という状態でしたが、
涙を流して喜んでくれて、遠方でしたが行ってよかったと
心から思いました。
離婚後、義母に対してはしこりはなくて、申し訳ないという気持ちが大きかったのが、
そのことがきっかけで罪悪感が流されていき、感謝だけになりました。
コースは行動のレベルの話ではないですが、
聖霊の促しに乗ることで、すごく癒されることが起こりますよね。
その後、義母は他界しましたが、
今は心の中で、想念で、私たちはひとつの神の子だと思うと、
温かいつながりを感じます。
素敵なシェアありがとうございます!
おおおお、えりぃさん!そんな事があったんですね!
たとえ認知症であっても、えりぃさん達が駆けつけてくれたことをそこまで喜んでくださったことが、すべてを物語っていますよね。。。お別れする前にそのような形で再会できて、本当に良かったですね!私もあやかりたいです。。。(いつか詳しく教えてください!)✨
tobbeちゃん
遅ればせながら、初コメントします ( ˆᴗˆ )
いつも背中を押してくれてありがとう。
お義母さんへのお手紙、勇気を出しましたね~、出せてよかったね。
12月のJTT本の「特別の関係」、そして1月1日のジュディのWeb講座のビルさんが取られた行動からつながってますね。ちゃんと学んだことを今ここにいる自分の世界で実行できていること素晴らしいと思います。
私もよくしてくださった「お義母さん」のこと、思い出しうるうるちゃいました(私の場合は別れた直後にお手紙書いてそれきり、もう30年以上経ちます)。
理論も重要だけど、この世での実体験のお話はハートにずんと来ますね ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
わー、たまさん!いらっしゃい💖
読書会でもプライベートでもめちゃんこお世話になっております(≧∀≦)
何かと共通点が多いとは思っていましたが、たまさんにも仲のいいお義母様がいて、お手紙を書いていたとは。。。!大変気になります。次回、機会のあるときぜひお聞かせください。
今後とも、ぜひ宜しくお願いします☆