ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20190618(x2), 20190710

ゲイリー達のオンライン講座 (20)

7/8。

ゲイリー講座6月 The Hero of the Dream from ACIM Ch.27, Sec.VIII の後半です。こちらは6/28にライブ視聴した分ですが、気がついたら7月かぁ〜。

さてゲイリー講座のQ&Aは、毎回時間切れで未回答になる質問がいくつか出てきます。そんなの当然サヨウナラでしょ、と思ってたら今回、「僕たちは、これまでの未回答になってしまった質問を全て保留にしてある。そこで8月ごろに、それらのQ&Aだけをやってみようかと考えている」というアナウンスがありました。なんて律儀なの〜!

講座の本編
さて今回は、パーサによるトマスの福音書(不死というあなたの現実 p235〜)に関する話題があったのでピックアップしてみます。

[ゲイリー]
(0:05) (いつもの瞑想タイムのあと) ゆっくり目をあけて、身の回りにある世界を自分が作り上げたと想像してみよう。なぜなら実際に、あなたがそれを作ったからだ。それは本当には存在していない。あなたの無意識から投影されたものだ。つまり無意識がプロジェクター(映写機)で、顕在意識がその観察者だ。

(0:55) 僕が「トマスの福音書」で気に入ってる一節はJの最も短い言葉、「42. 通り過ぎる者であれ。(Be passersby.)」だ。これは非常に短いが多くを語っている。なぜなら、ただ通り過ぎるということは、自分が見ているものに執着していないという事だから。依然として肉体や世界が見えるとしても関係ない。見た目を本気にしないということだ。Jやブッダは外観に惑わされなかった。人々が身体以上の存在であると知っていたからだ。(中略) もちろん普通の生活を送るのは構わない。要は、心理的にそれにはまり込んでないというだけ。つまり戦場の上から見下ろすということだ。

(0:59) Jは、トマスの福音書(110)と同じくコースの中でも放棄(renounce)という言葉を使っている。これは何かを物理的に諦めるということではなく、心理的に手放すという意味だ。「通り過ぎる者」とはそういうことだ。

物理的に世界を諦めようとしたら、却って心の中でそれを実在させてしまう。だからブッダは極端な道を行く必要はないと気づき、中道を行くことを選んだ。彼は大金持ちだったが幸せになれなかったし、全てを捨てて禁欲主義者になったが幸せになれなかった。そんな彼が最終的に落ち着いたのは — それがケン・ワプニックの言葉と一致しているのが興味深いが — それは「普通でいる(be normal)」ことだった。つまり中道だ。

極端に行かなければ、何が重要かにフォーカスしやすくなる。この世界のあれこれを手に入れる事に焦点を合わせずに済むし、逆にこの世界のあれこれを手放す事に焦点を合わせずにも済む。ただ普通でいることこそが、本当に重要なこと(=霊的な生き方)に焦点を合わせるのに適しているんだ。

Q&A
今回は12個の質問全部が回答されました。そのうちひとつだけ抜き出してみます。長くなるので大雑把な要約ですが、少し興味を引いたことも。。。

Q4. 今生ですべきことをきっちりやれば、たとえこの世界に戻って来ることになってもより幸せな生になるという話ですが、これまで読んだ限りではパーサの人生はあまりにも大変な事が多すぎて、とても幸せな生だったとは思えません。

ゲイリー:パーサは厳しい人生を生きたのではなく、大変な数年間があったということだ(セクハラで失職したり、夫を突然亡くしたり)。だが彼女は再起し、仕事でも成果を出しアーテンとも出会って幸せに過ごした。それが二元性というものだ。たとえ最後の生だったとしても試練はある。Jがそうだったようにね。なんのためか?赦すためだ。そして彼女はそれでも赦しを続けたから悟りに至った。僕は、少なくとも彼女の人生の90%は幸せだっただろうと思う。そして困難な出来事こそが、むしろ彼女の赦しを加速させたのだと思う。(中略)

シンディ:今生で全てを終えることによって、最後の生を心理的に振り返る(生きる)必要がなくなる、という選択もできます。すでに脚本は書かれているけど、そこまで待つ必要はないのです。私たちはいつでも映画館を抜け出すことができます(十分な意欲があれば)。だけど焦るべきではありません。焦ると却ってそれをリアルにしてしまうからです。選択のプロセスが自然に展開するに任せましょう。

ゲイリー:キャロライン・ケネディをみてごらん。彼女はスーパー金持ちだが悲劇の人生だ。彼女の父親は暗殺された。叔父も暗殺された。ほかの叔父と叔母は飛行機事故で亡くなった。弟も飛行機事故で亡くなった。とにかく悲劇に次ぐ悲劇だ。それでも彼女は前へ進み、微笑みを見せてくれる。彼女はそれらの事が何のためにあるのか知っているからだ。僕は彼女は信念の人だと思っている。

ほとんどの人は通常、そこまでひどい人生にはならない。彼女(キャロライン)がこれほどの出来事にも屈せずに赦し続けることができたなら、誰にでもできるはずだ。

*****

上記のQ&Aの話に登場したキャロライン・ケネディは、日本人である我々にとっても馴染深い元駐日アメリカ大使です。彼女がケネディ大統領の娘である事は知っていましたが、俗に言う「ケネディ家の呪い」の当事者でもあった事までは全然結びついてませんでした。ゲイリーに言われてハッとしましたが、いまそのキャロライン本人がこの日本で職務を務めているという事を改めて認識し、ちょっとスゴイと思いました。

出典:Gary & Cindy Renard Online Classes (講座) / 不死というあなたの現実 (河出書房新社)

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