ハシゴと階段と美人部長
初出勤の朝、部長が出てくる夢を見ました。彼女は素敵な女性リーダー(しかも美人)で、私のような派遣にも公平に接してくれるし、とても働きやすい部署を作り上げてくれて感謝してます。
そんな才色兼備な部長、傍からみると順風満帆、健康そのもの!といった感じで、まるで挫折とは無縁な人生ように見えますが、実は知る人ぞ知る壮絶な過去の持ち主なのです。
まさかの離婚、ストーカー被害、大怪我、癌などの大病を次々と経験し、何度も手術を乗り越えて今に至るのだと本人がこっそり明かしてくれたとき、トベはとても信じられませんでした。
で、初出勤の朝のことですが、割とハッキリした夢をみました。
夢のなかで、私は美人部長の家に親しく出入りしている設定でした。それは二階建ての立派な家なのですが、なぜか私はいつも不安定なハシゴを登って2階の窓から出入りしていました。
やがて、何らかの理由で1階の玄関にいたとき、私が何か2階に忘れ物をしたことに気づいて慌てます。すると美人部長は「なら階段を使って行けばいいじゃない」と行って、絨毯で覆われた立派な階段に案内してくれました。
それまでグラグラのハシゴしか知らなかった私は、こんなゴージャスな階段で簡単に2階にあがれることに驚き感激。しかも階段のてっぺんから、これまたフカフカ絨毯の広いロフトのような立派な部屋が続いてます。
ところが。。。
その素敵な部屋は階段から地続きではなく、狭い橋を渡らなければ行けません。それも一人がやっと通れる位の幅で、手すりも何もなく左右が吹き抜けになってて、落ちたら終わりな感じです。
とても短い橋だし、ほんの数歩だけ気をつけて渡れば安全な広い空間に出られるのは分かっているのですが、ビビッた私はそこから先に進めませんでした。
でも美人部長は平気な顔で橋を渡り、その広い部屋の奥に去っていきました。
起きてからしばらく意味不明だったのですが、「不安定なハシゴ」と「立派な階段」の対比が印象的だったので、どういうことだろう?としばし思案。。。
そしてふっと感じたのは、これが病気と治療に関するメッセージではないかという事でした。この家の主が、幾度も手術を乗り越えてきた美人部長だったので思い至ったのですが。。。
ハシゴというのが病気を抱えたまま生きている今の不安定な状態を象徴していて、絨毯で覆われた階段というのが、彼女のように病院での医療を受け入れることの象徴ではないかと。
そして狭い橋は手術を表していて、私がビビッて渡れなかったのは手術に対する恐怖感だとすると納得できます。
でも怖い橋の向こうには素敵な広い部屋が続いていて、恐れずに渡ってごらんと美人部長に促されているようにも思えました。
なんかちょっと勇気を貰えたような。。。
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