有頂天で心がざわつく
レッスン49をやろうと思っていた日の朝、プチ事件発生。
トベは社内のIT系技術者なので、基本的には外部の人と電話で話す機会はありません。ただ、生い立ちの関係で無駄に英語わかるので、たまたま海外から電話があったらみんなの代わりに対応したりはします。(年に数回だけど)
ところがこの日、突然トベを”名指し”で外人さんから電話がありまして。なんでトベの本名を知ってるの?と思いつつ「何の御用でしょう」「私はヘッドハンターです。あなたが英語得意と聞いたので連絡しました(誰情報!?)」「それは光栄です。でも私、英語全く関係ないIT屋(しかも派遣)なんですけど」「構いません。あなたのキャリアについて話がしたい」。。。という社内で話しづらい内容に発展。とりあえず、個人連絡先だけ伝えてそそくさと切りました。
でも心の中では、スカウト?うそお?なにこれ?出世の道?スゲー!みたいな感じでかなりドキドキでした。
ただ、それからが問題で。。。心が落ち着かなくなり、レッスン49に集中できる状態ではなくなってしまったのです。
トベの中は完全カオス。理由はどうあれ初めて社外の人に評価されたことに有頂天になっていて(主に自我の方面が)、いつもみたいに定期的に主題概念が思い出せません。瞑想の演習やろうとしても雑念だらけで集中できない。
あかーーーん!!
ワークブックに何て書いてありますか。
W-pI.49.2:4
『今日は、それ(荒唐無稽な幻想、狂って錯乱した何の実在性もないもの)に耳を貸さないように努力してみなさい。心の中の静けさと平安が永遠に君臨している部分と同一化しようとしてみなさい。』
だめだ、今日のトベは狂った想念に耳を貸しまくっている。これでは演習やったことにならん。今日は諦めて明日もう一度レッスン49をやり直そう。
予想外だったのは、この話がトベの自意識を大いに肥大させた結果、心がざわついてしまった事です。普段は、恐怖とか不安とかネガティブな感情が集中を妨げる主要因なんですけど。。。ラッキー、スゲー、私サイコー!!みたいなうわついた想念も、分離の意識に基づいていたら要注意なんだ。
放課後になり、ひとりになれる場所に座って、いつも恐怖感の取り消しでお世話になってる聖霊に懺悔です。どうかこの調子に乗ってる自意識を取り消してください。。。
今まで踏み外したのは調子に乗った時ばっかだから。。。
30分くらい、肥大した自意識を聖霊にゆだねるイメージを保っていたら、少し落ち着いてきました。
その後、約束どおりヘッドハンターから電話があって、とりあえず後日会うことになったんですが、その時にはもう有利な転職の可能性とかはどうでもよくなっていて、
「くくく、私がこんな冴えない貧乏人だと知ったら向こうは驚くだろうな。よーしガッカリさせたれw」
くらいの気持ちで、自分を良く見せようという気負いもまったくなくなり。
今回はこの対処で正解だったと思います。
あぶないとこだった。(-.-;)
出典: 奇跡講座 下巻 ワークブック・マニュアル (中央アート出版)
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