ACIMタッチアンドゴー

奇跡講座に復帰してからのあれこれ
20170623

初めて瞑想すごいと思った件

体調不良の続きです。自宅療養2日目のこと、朝目覚めてトイレに行こうといつものように立ち上がったら、また全身から血の気がひいていくような症状に襲われてパニック状態に。昨日は安静にしてたらすごく気分良かったし、確実に回復してると思ったのに。。。

消化器系の不具合によくある圧倒的な気持ち悪さに見舞われ、脂汗をかきながら「聖霊たすけてー!」と心の中で叫ぶのがやっとでした。

枕の横に置いてあるコップの水を飲むのも一苦労で、気分が落ち着いてヨーグルトを食べたい、などと思えるようになっても、すぐ近くの冷蔵庫まで行くことすら出来ませんorz
トベ:こ、これはレッスン18やるどころじゃない。。。今日は諦めよう。。。

やっと起き上がることができたのは2時間後。。。でもフラフラで気分悪い。昼頃やっとお通じがあって、これで治るかと思ったけど、それでもちょっと気分がマシになった程度で、無力感は改善しませんでした。

座椅子に腰かけてヘレン本(天国から離れて)を読んで気を紛らわそうと思ったけど、ちょっと読んだらやっぱり気分が悪くなって、座っていられない感じに。だけど、ちょうどその時、ヘレンがビルに瞑想ライクなアプローチでJの声を聞く方法を解説している所(p227)を読んでいて、「ダメもとで真似してみようかな」と思ったのでした。

ちなみにトベは瞑想のファンではありません(やや苦手)。座禅的な坐り方はなんとなく知ってるけど、正直言ってクソ退屈だし、意味わかんないし、心の平安とか感じたことないし、自発的に瞑想しようと思ったことはほとんどないです。
ただこの時は、動き回る体力ゼロで、本を読んでいても気分悪いし、かといって横になって寝てしまうのもイヤだし、起きているために他にできることは何もないから瞑想でもするか。。。と完全に消去法できめた感じでした。

胡坐をかいて坐り、目を閉じて腹式呼吸。。。この時はヘレン本の以下のくだりを参考にしました:

天国から離れて p227
『彼(ビル)はもっと上手に集中することを習得しなくてはならない。彼の心が動き回るために、よい交信がもてない。次のように彼に提案しなさい。「主よ、私はここにおります」と簡潔に言ったなら、他には何も考えないようにする。自分の心を他のすべての場所からゆっくりと引き戻し、この言葉の上に集中させる。』

はいはい。。。坐ってゆっくりと呼吸しながら「主よ、私はここにおります。愛を示してください(※これは原注46の言葉)」と繰り返しました。。。うん。自分の予想を全く裏切ることなく、この作業は退屈の極みでした。。。でも他にすることない状況だったので続けてやったわけです。足を組みなおしたり、モジモジしたりもしましたが、目を閉じたまま、続けました。

こんな事して光が見えたり声が聞こえたりするって人がいるってんだからホントすごいよね。自分にはまず無理だな~。あ、また余計なこと考えっちゃった。ブツブツ。。。

そんな感じで瞑想特有の退屈さを噛みしめていた半ばあたりでしょうか。途中でふと、朝から苦しんでいたお腹の不快感が気にならなくなった気がしました。ハハハまさかね。。。と思ったら、手先や体に力が戻ってきたような感覚になってきました。なわけないでしょう、朝あんなに死にそうな状態だったのに。。。

さらに続けているうちに、胡坐を組んでいた足が痺れてきたので、ゆっくり目をあけて瞑想を終了することにしました。初めてから30分くらい経った頃です。

その時、身体に力がみなぎっているのが気のせいではない事に気づきました。
「!?」
驚いて立ち上がり、部屋をぐるぐる歩き回ってみました。元気なときとほとんど変わらない気分でビックリ!えええ?
試しにジョウロに水を汲んで、プランターの植物に水やりをしたりしてみました。今朝、起き上がれない状態だったときには絶対無理だと諦めていたことです。

連日あまり食べてないのでフワフワ感はあるものの、今なら5分離れたスーパーに買い物にだって行けるかもしれない!と思いました。さっきまで、冷蔵庫にヨーグルトを取りに行くのすらやっとだったのに。。。

いやいや、これは瞑想のせいなんかじゃなくて、さっきちょこっと食べたお粥が効いただけに違いない。と思おうとしましたが、心のどこかで「これって偶然にしてはすごくね?」と認めるような気持ちがありました。

実際、そのあとに(これは朝の体調を思うと危険な賭けでしたが)5分離れたスーパーまで歩いて行って、気持ち悪くなることも倒れることもなく無事に買い物を済ませて帰ってくることさえできました。信じられない快挙!

正直言って、脂汗をかいてのたうちまわっていた今朝の状態から比較すると、有り得ない回復です。。。
いまこうやって長時間PCに向かって文章書いてても気分悪くならないことだって、とても信じられません。

さらに言うと、そもそも体調不良の原因だった「いくらやっても仕事終わらない恐怖」ですら、どこかへ消えてしまいました。〆切も仕事量も相変わらず変わらないけど、もうプレッシャーも感じないし、淡々とやればいいんだ。。。という平常心に戻ったというか。

確かに瞑想は退屈だったし、インスピレーションも降りなかったし、心の安らぎとかも分からなかったけれど。。。(ここまでは予想通り)
日ごろ落ち着きがなく、瞑想が苦手なトベみたいな奴でも、ほんのちょっと呼びかけさえすればいいんだ、難しいことじゃないんだ!(これは予想外)


生まれて初めて瞑想はスゴイと実感しました。

なんか今日は涙が出そうなくらい感動してしまったので、忘れないようにメモしておこうと思った次第です。

出典:天国から離れて (中央アート出版)

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